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ベトナム

生産性の低さと汚職の横行、飛躍できないベトナム経済

もちろんこの記事も、ひとつの見方です。
ベトナム進出においてリスクを見つめるひとつの材料として。

[生産性の低さと汚職の横行、飛躍できないベトナム経済]

 9月の消費者物価指数は前月比わずか0.18%増にとどまり、これまでと比べ低い上昇率になった。多くの人々が政府のインフレ抑制策の効果と見たかもしれないが、これは通貨引締め策の当然の結果でしかない。通貨流通量と利用可能な商品量の釣り合いが取れなければ価格は下がる、ただそれだけのことだ。

 飢えに苦しむ身体のような消耗した経済状態を避けるため、この措置が緩和されるのはいつになるのだろう。どんな経済でも、強固な措置によるインフレ抑制は一時凌ぎでしかない。医者が高熱を下げるため強い薬を投与し、回復を期待するのと同じようなものだ。

 ベトナム経済は多くの重い病に冒されている。特に生産力の低さが資金調達力を制限しており、また汚職のような悪弊が内なる力を消耗させている。

 ある資料によると、現在ベトナムの労働者の年平均生産額は1,610ドル相当で、▽ブルネイ:6万588ドル、▽シンガポール:5万2,286ドル、▽マレーシア:1万4,789ドル、▽タイ:5,704ドル、▽インドネシア:3,430ドル、▽フィリピン:3,407ドルより劣る。一方中国の2年前の数値は2,869ドル、現在のベトナムの2倍近かった。

 生産性の低さを説明するには、教育育成分野の責任に言及する必要があるだろう。ベトナムの教育システムでは、発展期にある経済に必要不可欠な、高い能力を持つ多数の労働者を輩出する能力が不充分だ。

 世界経済フォーラムが発表した大学教育ランキングで、ベトナムは131カ国中93位にランクされ、タイ44位、フィリピン62位、インドネシア65位と比べかなり劣る。

 2つ目の原因は汚職で、ベトナムが困難を乗り越える手助けをする友人たちの信用を蝕んでいる。

 トランスペアレンシー・インターナショナルがこのほど発表した世界汚職認識指数では、ベトナムは180カ国中121位、指数は10ポイント中2.7ポイントで、▽タイ80位(3.5ポイント)、▽マレーシア47位(5.1ポイント)、▽シンガポール4位(9.2ポイント)など、地域各国と比較して低い。

 管理能力が劣っていることにより労働生産性は低く、汚職が横行し、投資と成長の関係を示す限界資本係数(ICOR)はその他の国と比べ高くなっている。ハーバード大学の経済学者によると、ベトナムのICORは2007年は4.7(GDPを1%増やすために、投資額を4.7%増やす必要がある)、韓国は3で台湾は2.7だった。

 これは、なぜベトナムの競争指数が低いまま改善されないのかを如実に示している。ベトナム経済は滑走路を走り続け、ドイモイ政策から20年経ってもなお離陸していない。

http://www.hotnam.com/news/081027062830.html

『HOTNAM!』より

ベトナム

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